生きている証ネオ

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前日に思い出すのはいいことだろうね

昨日のお話になるのですが、新宿末廣亭に行ってきました。
たぶん混むんだろうな〜と思いながら、現地到着は14時半。
開演が17時なのでこんなもんで良かろうと思っていたら、
早くも長蛇の列でした。
早い人は前日くらいからいたのか?
それでもとりあえず並んでみるかと2時間半ほど並んで
中に入ってみたら、なんと席に座れました。
絶対立ち見だろうと覚悟していたのですが、端ではあれ
一階の畳の席をゲット。
ここに座れなくても2階には案内されてたわけだから、
座れはしたみたいです。

どうしてこの日がこんなに混んでいるのか?
それは六代目円楽の襲名披露興行だからなんです。
新橋演舞場でも先日行われてましたが、こっちは定席。
本来は円楽一門は出られないのさ。
それが芸協の会場の肝入りもあって、寄席でこういうことが
できるってことになったわけ。
それでなくても円楽ってのは日曜夕方のレギュラーとして
何年もテレビで出てた人だし、この番組の視聴率は
驚異的だってのは業界では有名な話。
そりゃー人も集まりますわな。
それにさ、その番組のレギュラー陣も多く顔出してましたよ。
そこら辺もあって、盛況ってことになったのでしょう。
私もこんだけの人を三千円で見られるのならお得だなぁと
行ってみたって寸法ですからねぇ。

並んでるときなんですが、やっぱり俄ファンもいるわけで。
だけどこの道○十年なんておっちゃんも一緒に並んでて、
おっちゃんが初めて来たっておばちゃんに講釈垂れてました。
あれは場所を変えれば私の姿なのかなぁ?
この日記だってさ、意味がわかる人には面白いけども、
何書いてあるのかさっぱりわからんって人もいるわけ。
完全にそういう人たちを置いてけぼりにしてますからねぇ。

中に入ってチラシを見てたら、今度の余一会には
談春志らくの名前がありました。
余一会だから、そこら辺の規制も緩いのかもしれません。
そして早朝落語ってのは聞いたことありましたが、
深夜落語ってのもあるんですねぇ。
おそらく前座と二つ目しかいないとは思いますが。

んでもって感じたこと。
昇太が上手くなってました。
あんだけぐだぐだな落語だったのに・・・
相変わらず勢い任せなところはありますが、
それがちゃんとメリハリになってたのがいいですね。
そいから小遊三が妙に面白かったですねぇ。
やっぱり落語家には脂が乗る時期ってのがあるのでしょう。
それが今ってことなのかなぁと。

そんで襲名披露口上。
挨拶したのは昇太、小遊三、鳳楽、歌丸
司会が米助でしたが。
まー相変わらず危険なネタが飛び出しましたよ。
鳳楽なんかはそういう意味では時の人。
「襲名はすっきりと」なんて言われちゃうと、
そりゃーアタマを抱えるしかありませんな。
圓生争奪杯は興行的にも面白いところがあるので、
あと1年くらいはやるんじゃないかと見ています。
そして「六代目にはぜひ若竹を復活させて」なんてのは
苦笑するしかありませんな。
だけど最近の人には何が何だかわからなかったようです。
ggrks。
ここら辺のやりとりってのは、やっぱり大衆芸能ですよね。
お上品なところが一切無い。
こういうところがとても大衆的でいいなぁと。
そんで歌丸の「まだ生きてます」とか、
「弟子の入れた茶は飲めない」ってのは、
なかなかいいんじゃないでしょうか。
枝太郎とたい平の会話ってのも個人的には好きですが。
私ってば黒い笑い大好きなのかもしれません。

そいでですね、会場にはカメラが入ってまして、
ドキュメンタリー番組でも作るのかなと見ていたら、
今日のニュースで流れてました。
円楽自体、寄席に上がるのは30年ぶりなんだって。


ってなものを楽しんできまして、帰りに近くにあった
桜吹雪になんちゃらってラーメン屋に寄って、
ねぎを山のように入れて替え玉して帰ってきました。
数年ぶりにこのお店に顔出したけど、変わってなかったねぇ。


今日はsinpeiと十七符なんかしてました。
三倍満振り込んだのが痛かった。


明日は病院の日だった。
思い出せてよかった。
あー危ない。